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論文・著書情報


タイトル
和文:漸近的対応語彙推定法に基づく翻訳文の解釈的特徴の抽出-日本語翻訳聖書の計量的比較- 
英文:Extracting the interpretive characteristics of translations based on the asymptotic correspondence vocabulary presumption method: Quantitative comparisons of Japanese translations of the Bible 
著者
和文: 村井源.  
英文: Hajime Murai.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:情報知識学会誌 
英文:Journal of Japan Society of Information and Knowledge 
巻, 号, ページ Vol. 20    No. 3    pp. 293-310
出版年月 2010年9月 
出版者
和文:情報知識学会 
英文:Japan Society of Information and Knowledge 
会議名称
和文: 
英文: 
開催地
和文: 
英文: 
公式リンク http://www.jstage.jst.go.jp/browse/jsik/20/3/_contents/-char/ja/
 
アブストラクト 翻訳の背景にある解釈については古くから翻訳の比較や背景的な思想の分析が行われて きたが,人文学的手法によるものであるため客観性の担保が困難で,大規模な比較分析には 適さなかった.本研究では情報技術を活用し,計量的な翻訳の比較と背景的思想の特徴抽 出を行う手法を提案する.まず,原文と翻訳文の対応語彙の特定・抽出アルゴリズムを考案し た.単語の一対一対応の仮定,被特定単語の除去による相互情報量の再計算,閾値の漸近 的低減を組み合わせることで従来の手法に比べて再現率が20%程度向上し,一つの単語の 複数の単語への対応も抽出可能となった.次に,語彙の対応関係を用いて二種類のネットワ ークを作成し中心性の計算から各翻訳での特徴的な概念を示す単語を抽出した.抽出結果 は,翻訳作成の背景的な思想と合致しており,分析手法の有効性が確認された.

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