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論文・著書情報


タイトル
和文:頭部運動に伴う矛盾したテクスチャ変化と輝度変化を持つ面の傾き知覚 
英文: 
著者
和文: 安田康二, 金子寛彦.  
英文: Koji Yasuda, Hirohiko Kaneko.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:VISION 
英文: 
巻, 号, ページ Vol. 24    No. 3    p. 135
出版年月 2012年8月20日 
出版者
和文:日本視覚学会 
英文: 
会議名称
和文:日本視覚学会2012年夏季大会 
英文: 
開催地
和文:山形県米沢市 
英文: 
アブストラクト 頭部の運動に伴った網膜像形状の変化により,物体の奥行き形状を知覚できることが知られてお り,この手がかりは運動視差と呼ばれる.我々の過去の研究において,頭部の運動に伴った輝度の 変化のみで奥行きを知覚できる被験者がいることを報告したが(安田ら,2011),知覚できないと応 答する被験者もおり,頭部運動に伴う輝度変化の奥行き手がかりとしての働きには個人差が大きい. そこで本研究では,運動視差に伴う輝度変化から幾何学的に示される面とテクスチャ変化から予測 される面とを矛盾させた状態で被験者に呈示し,奥行き応答を測定することにより,それら二つの 運動視差手がかりの奥行き知覚における寄与度を定量的に調べた.その結果,知覚される面の傾き は,テクスチャの示す傾きに近いが場合が多いが,輝度が示す傾きに寄る傾向がみられた.

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