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タイトル
和文:フルホイスラー合金Co2FeSi とCo2MnSi への垂直磁気異方性の付与 
英文:Addition of perpendicular magnetic anisotropy to full-Heusler Co2FeSi and Co2MnSi alloy thin lms 
著者
和文: 高村陽太, 松下直輝, 篠原光貴, 鈴木隆寛, 藤野頼信, 園部義明, 中川茂樹.  
英文: yota Takamura, naoki matsushita, koki shinohara, takahiro suzuki, yorinobu fujino, yoshiaki sonobe, shigeki nakagawa.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:信学技報 
英文:IEICE Tech. Rep. 
巻, 号, ページ vol. 115    no. 136    pp. 31-35
出版年月 2015年7月3日 
出版者
和文: 
英文: 
会議名称
和文:磁気記録・情報ストレージ研究会 
英文: 
開催地
和文:東京 
英文: 
アブストラクト スピントロニクスデバイスに応用可能なスピン分極率が100%のハーフタル強磁性体として期待されているCo基フルホイスラー合金Co$_2$FeSi(CFS)とCo$_2$MnSi(CMS)に対して,垂直磁気異方性を付与する方法を開発した. CFSの場合は,MgOとの積層構造を形成し,CFS膜厚を1nm以下にすることで垂直磁気異方性を付与することに成功した.詳細な比較実験から,磁気異方性の起源がCFS/MgO界面にあることを確認した. CMSに対しては,様々な面方位のMgO基板を用いて,Pdとの人工格子構造を形成した.磁気異方性は基板方位に依存し,特にMgO(111)基板を用いた場合に垂直磁気異方性が得られた.これら垂直磁気異方性が発現した全ての試料は,ハーフメタル性に重要な$L2_1$構造が形成される成膜条件で行っている. 以上の技術は垂直磁気異方性とハーフメタル強磁性を同時に有する強磁性薄膜の形成に有効である.

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