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論文・著書情報


タイトル
和文:地盤環境-植物生長予測モデルの土壌水分特性に関する基礎的検討 
英文: 
著者
和文: 古川 全太郎, 笠間 清伸, 藤澤 朱音.  
英文: 古川 全太郎, Kiyonobu Kasama, 藤澤 朱音.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:土木学会論文集A2(応用力学) 
英文: 
巻, 号, ページ Vol. 73    No. 2    pp. I97-I104
出版年月 2017年 
出版者
和文:公益社団法人 土木学会 
英文: 
会議名称
和文: 
英文: 
開催地
和文: 
英文: 
公式リンク https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejam/73/2/73_I_97/_article/-char/ja/
 
DOI https://doi.org/10.2208/jscejam.73.I_97
アブストラクト 植物根の生長を活かし,重金属汚染地盤や塩害土壌の地盤環境を改善する「ファイトレメディエーション」の効果を効率的に発揮できる地盤環境を把握するため,著者らは地盤内の水分,及び土中水に溶存する化学物質の移動及び植物の生長を解析する「地盤環境-根系生長予測モデル」を開発した.
本論文では,様々な土壌水分特性を有する二次元解析場において,単一根が存在する場合の地盤内の有効飽和度Se及び化学物質濃度Cの経時的な変化を,水分移動の基礎式及び移流・分散方程式を差分的に解き,モデルの有用性を検討した.その結果,保水性が低く,飽和透水係数ksatが比較的大きい土質の方が,水分・化学物質共に減少量が大きいことが明らかになった.また,保水性が大きい土壌の方が根の吸水量と化学物質の濃度低減量が小さくなることが示された.

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