繊維–粒子複合材料を対象とした繊維材料の変形挙動に関する実験的考察

宮本 慎太郎; 安福 規之; 石藏 良平; 笠間 清伸

doi:https://doi.org/10.5030/jcigsjournal.30.89

論文・著書情報

タイトル

和文:	繊維–粒子複合材料を対象とした繊維材料の変形挙動に関する実験的考察
英文:	Experimental Study on Deformation Property of Fibrous Material in Fiber Reinforced Granular Material

著者

和文:	宮本慎太郎, 安福規之, 石藏良平, 笠間清伸.
英文:	Shintaro Miyamoto, Noriyuki Yasufuku, Ryohei Ishikura, Kiyonobu Kasama.

言語

Japanese

掲載誌/書名

和文:	ジオシンセティックス論文集
英文:	Geosynthetics Engineering Journal

巻, 号, ページ

Vol. 30 pp. 89-96

出版年月

2015年12月

出版者

和文:	国際ジオシンセティックス学会日本支部
英文:	Geosynthetics Engineering Journal

会議名称

和文:
英文:

開催地

和文:
英文:

ファイル

公式リンク

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jcigsjournal/30/0/30_89/_article/-char/ja/

DOI

https://doi.org/10.5030/jcigsjournal.30.89

アブストラクト

繊維材料が粒状材料に混入された繊維–粒子複合材料の応力・ひずみ関係を評価することは，繊維材料の種類や含有率による影響の評価や，複合地盤としての変形性の予測を考える上で重要である．本研究では，このような立場から，複合則を用いた繊維–粒子複合材料の構成モデルの構築を試みている．複合則では，繊維材料と粒状材料の挙動を明らかにし，各々の挙動の関連性を評価する必要がある．そこで本論文では，粒状材料内での繊維材料の変形挙動を明らかにした．また，実験結果を元に，繊維材料と粒状材料の挙動の関連性を考察した．結果より，繊維材料の変形挙動は弾完全塑性的な挙動に簡略化して評価できることを明らかにした．さらに繊維材料の変形は粒状材料の変形とひずみエネルギー増分が同等となるように進展することを考察した．

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