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論文・著書情報
タイトル
和文:
インドシナ半島における長寿命台風の特徴分析
英文:
Analysis of Long-Lived Typhoons Over the Indochinese Peninsula
著者
和文:
織茂奈津美
,
瀬戸里枝
,
吉田奈津妃
,
渡邉恵
,
鼎信次郎
.
英文:
Natsumi Orimo
,
Rie Seto
,
Natsuki Yoshida
,
megumi watanabe
,
Shinjiro Kanae
.
言語
Japanese
掲載誌/書名
和文:
土木学会論文集B1(水工学)
英文:
Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. B1 (Hydraulic Engineering)
巻, 号, ページ
74 5 p. 1213-1218
出版年月
2018年11月
出版者
和文:
土木学会水工学委員会
英文:
Japan Society of Civil Engineers
会議名称
和文:
第63回 水工学講演会
英文:
開催地
和文:
北海道 札幌市
英文:
公式リンク
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jscejhe/74/5/74_I_1213/_article/-char/ja
DOI
https://doi.org/10.2208/jscejhe.74.5_I_1213
アブストラクト
インドシナ半島には,数年に一度,長寿命台風と呼ばれる減衰が弱いために広範な被害を及ぼす台風が上陸し,その衰退メカニズム解明が望まれている.本研究は長寿命台風の衰退メカニズムの検討を目的として2つの分析を行った.1つ目は,衰退しにくさの指標を導入した上陸位置・年代・月変化による台風衰退の特徴分析である.この結果,年代と共に長寿命化が進行しており,その原因として半島南に上陸する台風の長寿命化が進行していることが示唆された.2つ目は,自己組織化マップを用いた長寿命台風特有の大気場抽出である.物理変数として,可降水量・風速・海面更正気圧を入力した結果,長寿命台風上陸時特有の環境場として,可降水量の気候値としての月平均からの正偏差域が,半島全体もしくは半島南に広がっている場が抽出された.
©2007
Institute of Science Tokyo All rights reserved.