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論文・著書情報


タイトル
和文:大気圧非平衡プラズマの連続スペクトル発光分光計測による電子エネルギー分布関数の測定 
英文:Measurement of electron energy distribution function by continuum-spectrum optical emission spectrometry in non-equilibrium atmospheric-pressure plasma 
著者
和文: Thijs van der Gaag, 赤塚洋.  
英文: Thijs van der Gaag, Hiroshi Akatsuka.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:2022年合同素過程研究会 要旨集 
英文:Extenden Absracts of 2022 nifs Atomic Process Workshop 
巻, 号, ページ        
出版年月 2022年12月20日 
出版者
和文:核融合科学研究所 
英文:NIFS 
会議名称
和文:2022年合同素過程研究会「原子分子過程研究の最先端と先進的プラズマ分光計測」 「原子分子データ応用フォーラムセミナー」 
英文:Program of 2022 nifs Atomic Process Workshop 
開催地
和文: 
英文: 
公式リンク http://www.am-data-forum.com/workshopR4/abstract_Akatsuka.pdf
 
アブストラクト 大気圧非平衡プラズマの放つ制動放射に起因する連続スペクトルを分光計測すれば、電子エネルギー分布関数(EEDF)も原理的には求められる。得られたスペクトルを理論式に適用すれば第1種Volterra 積分方程式となり、EEDFは原理的に求解可能だが、計測可能な波長範囲が有限なため、一般的ソルバーは使用できない。そこでFitnessパラメータを目的関数として最小化する様に、電子エネルギー確率関数EEPF=EEDF/√Eを電子エネルギー空間中に離散化して求めた。その結果、2.8 eV 付近に折れ曲がりを持つ2温度 Maxwell 分布に近い形が得られた。バルク成分は0.26-0.29 eV 程度、テール成分は2.2-3.0 eV 程度であった。なお、本方法では測定光子よりも低エネルギーの電子については情報が得られず、一方高エネルギー側は情報は得られるものの精度が乏しくなることが判明した。

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