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論文・著書情報


タイトル
和文:多数の小容量FPGAを用いたスケーラブルなステンシル計算機の開発 
英文: 
著者
和文: 小林諒平, 高前田(山崎) 伸也, 吉瀬謙二.  
英文: Ryohei Kobayashi, 高前田(山崎) 伸也, Kenji Kise.  
言語 Japanese 
掲載誌/書名
和文:先進的計算基盤システムシンポジウム論文集 
英文: 
巻, 号, ページ Vol. 2013        pp. 179-187
出版年月 2013年5月 
出版者
和文: 
英文: 
会議名称
和文:先進的計算基盤システムシンポジウム 
英文: 
開催地
和文:仙台 
英文: 
アブストラクト ステンシル計算は科学技術計算において重要な計算カーネルの1つであり,地震シミュレーション,デジタル信号処理,流体計算など様々な分野で利用されている.我々は,2次元ステンシル計算を効率的に実行するアーキテクチャを提案し,複数の小容量FPGAを用いて提案アーキテクチャを実装した.システムは段階的に開発を行った.まず,複数のFPGAノード上でステンシル計算を実行するサイクルアキュレートなソフトウェアシミュレータを開発した.そのシミュレータをもとに,演算回路をVerilog HDLで記述し,演算回路をFPGAアレー上に実装した.実装した回路は正常に動作し,演算性能,スケーラビリティ,電力消費の評価から,アーキテクチャの正当性を示すことができた.100ノードFPGAアレーの電力量あたりの演算性能は約0.6GFlop/sWであり,一般的なGPUと比較して,約3.8倍の電力効率が得られた.

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